【引き続き、2日目】

JR久慈駅

 久慈駅もまた、JRと三陸鉄道はそれぞれ別に駅舎を構えている。
三陸鉄道久慈駅

 三陸鉄道久慈駅は、釜石駅より一足早くネーミングライツを導入し、“琥珀王国・久慈駅”となっている。“コンドロイチン”よりは、まだこちらの方が駅名らしいか…。


駅前デパート(拡大)

 久慈駅の真正面にある“駅前デパート”。名前が良い。

駅前デパート

 ただし、稼働しているのは1階のみのようだ。



久慈の街

 街が静かなのは、季節故か、曜日故か、時間帯故か…。



反対側のショッピングセンター

 駅の反対側には、フル稼働しているショッピングセンターがある。何となくどこかで見たことがあるような雰囲気がなきにしもあらずだが、きっと気のせいだろう。



北リアス線気動車

 三陸鉄道北リアス線・宮古行き列車の発車予定時刻は13時04分だが、三陸鉄道ホームでは、早くも12時台半ばから列車を待つ列ができている。12時44分に宮古からの2両編成の列車が到着。時刻表上ではこの到着列車が折り返すようにも見えるのだが、この車両はそのまま車庫へと引き揚げて行く。代わって新たにやって来たのは、単行のディーゼルカー。しかも案内放送によれば、途中の一部区間で30名の団体客も乗車するのだとか。今日の人数だけを見れば2両にしてほしいところだが、そうもいかないのだろう。

いわて地産地消自販機(前面)

いわて地産地消自販機(側面)

 岩手県の飲み物の品揃えを充実させた“いわて地産地消自動販売機”。売り上げの一部はJリーグを目指すグルージャ盛岡の運営費に充てられるようだ。グルージャ盛岡は、2009年9月現在東北社会人リーグ1部に所属しているサッカーチーム。成績的にはJFL昇格まであと1歩か2歩、というところまで来ているチームだが、資金やインフラ整備の面では多くの課題が残っている。


 宮古行き普通列車は、定刻通り、13時04分に発車。団体客はまだ迎えていないが、早くも大入り感がある。

北リアス線の車窓から(1)

 宮古までは、八戸線に引き続いての海岸線ルート。しかし、北リアス線はトンネルが43ヶ所と多く、その距離は合計39.084kmにも及ぶ。路線の総延長が71.0kmだから、実に約55%である。海との距離感でも、八戸線ほど近くはない。だがその一方で橋梁が197ヶ所ある。総距離にして4.48km。だから、海すれすれを走ることは少なくても、“高さ”がある分、八戸線とは違った景色を楽しめる。


北リアス線の車窓から(2)

北リアス線の車窓から(3)

北リアス線の車窓から(4)

 というわけで、長いトンネルの合間に絶景ポイントが現れるのが北リアス線。野田玉川−堀内間の安家川橋梁、堀内−白井海岸間の大沢橋梁という2ヶ所の橋梁では、減速運転が実施される。

北リアス線の車窓から(5)

 リアス式海岸である。崖である。船越英一郎も片平なぎさも大活躍である。


三陸鉄道宮古駅

 14時38分、宮古に到着。小雨がぱらついている。例によってここも、JRと三陸鉄道は駅舎が別。これは徹底している。ちなみにここは、“アイフルホーム・宮古駅”。


 ここで今回の旅における三陸鉄道の全行程が終了。最後に「三鉄赤字せんべい」を購入する。

三鉄赤字せんべい

 この「三鉄赤字せんべい」、今や稼ぎ頭だそうである。「赤字をバリバリ食べる!」ということらしいが、売れに売れて、それで再び黒字になったらどうするのだろう?

三鉄赤字せんべい(中身)

 中には2種類のせんべいが入っている。いわゆる南部せんべいの流れを汲んでいるのか、甘い味付け。丸い方は海苔が三陸らしさを醸し出している。印象としては、せんべいというより、サブレとかクッキーの系譜だ。


JR宮古駅

 JR宮古駅。駅舎の雰囲気ではこちらに軍配が上がる。ここからは、再びJR線の旅だ。

岩泉行き気動車(宮古にて)

 接続する列車は15時02分発の山田線・岩泉線直通・岩泉行き。今度も単行だが、ワンマンカーではない。そしてこの列車こそ、国内の鉄道旅行における最大級の難所を行く列車なのである。

2009.10.31 Sat l 地域・紀行 l COM(0) TB(0) l top ▲

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